ラッカセイ(落花生、学名:Arachis hypogaeaアラスキス・ヒポゲア)は、
マメ科ラッカセイ属の一年草。別名はナンキンマメ(南京豆)
方言名は地豆(ぢまめ、ジーマーミ)、唐人豆(とうじんまめ)、異人豆(いじんまめ)など。
広東語は花生。福建語は土豆。英語名はピーナツ(peanut)、グラウンドナッツ(ground nut)
南アメリカ、アンデス地方が原産で
中国を経由して江戸時代に日本に持ち込まれたと言われています。
落花生の成分
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落花生の成分は脂肪・タンパク質・糖質・食物繊維などです。
そのうち50.1%が脂肪。
その脂肪分の高さが、落花生は太るというイメージを
作っているようです。
この脂肪分には、なんと!
身体に良い脂肪酸が
豊富に含まれているのです
落花生の脂肪酸組織のうち51.7%は
オリーブ油に多く含まれている事で知られるオレイン酸
悪玉コレステロール値のみを低下させる働きがあります!
また30%はリノール酸
血中コレステロール値を低下させる働きがあります!
*カロリー面などを考えると
1日30粒程度が適量と言われています。
*全国落花生協同組合連合会ホームページより抜粋
落花生に含まれるビタミンのパワー
若返りのビタミンE
落花生に多く含まれるビタミンEは
抗酸化作用に優れ、活性酸素の害から
身体を守るために
「若返りのビタミン」とも呼ばれています。
また毛細血管の血流を促し血管に弾力をつけ、
末梢血管を広げ血行を良くする働きがあります。
血行障害からくる肩こり、頭痛、冷え性等の改善
更年期障害・コレステロール低減・動脈硬化の予防
がん・心筋梗塞・脳卒中などなど・・・
生活習慣病を予防する効果を期待されています。
植物油・魚脂・種実類などに多く含まれています。
ビタミンE/100gあたりの含有量比較
落花生 10.9mg モロヘイヤ 6.5mg うなぎの蒲焼 4.9mg
元気の源ビタミンB1
落花生に豊富に含まれるビタミンB1は
糖質や脂質を効率よくエネルギーに変え、
「元気の源」となるビタミンです。
糖質を栄養源とする脳神経系の正常な働きに関係し
集中力・記憶力が向上します。
イライラを防ぐので心の健康にも大切な栄養です。
倦怠感、肩こり、腰痛、食欲不振、夏バテの改善、
皮膚や粘膜の健康維持を助ける働きもします。
穀類、豚肉、牛レバー、豆類、豆腐、玄米、
ごま等に多く含まれています。
ビタミンB1/100gあたりの含有量比較
豚ヒレ肉 0.98mg 落花生 0.85mg うなぎの蒲焼 0.75mg
注目される成分 落花生の薄皮
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落花生の薄皮に含まれるレスベラトロール(RESVERATROL)という成分をご存知ですか?
レスベラトロールはブドウの果皮や赤ワイン、落花生の薄皮などに含まれるポリフェノールの一種です。
植物が紫外線、病害、栄養不足などのストレスにさらされた時に、自分自身を守るために作り出す
“ファイトアレキシン(生態防御物質)”の1つと言われています。
『SCIENCE』『NATURE』『CELL』といった世界的に権威ある科学誌・医学誌でも
多数の学術論文が掲載され、免疫力の増加、アンチエイジング・脂質の代謝・抗メタボ作用、
抗肥満作用・糖尿病網膜症をはじめ、血流障害による病気の予防効果など、さまざまな方面での研究が
進められています。
せっかく薄皮に注目の成分が含まれていても
薄皮がついたままのピーナツは食べにくいと敬遠されがちです。
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